【韓国語】「ウ●チがある」は「趣がある」?!

「趣」(おもむき)とは

「趣」(おもむき)とは「それ自体が感じさせる風情」「しみじみとした味わい」「面白み」という意味になります。

一般的には良い意味で使われることが多いと思いますが、普通は建築物や風景について言うことが多く、「織田信長は趣がある人物だった」のように人に対して用いることはほとんどないと思います。

また、「全体から感じられる様子やありさま」という意味もあり、この場合は、意図したわけでもなく、それ自体から自然と感じたり、そういう傾向があるということを表します。

他にも意味はありますが、ここでは割愛させていただきます。

「趣がある」とは

「趣がある」という言葉には主に2つの意味があります。

ひとつは「面白みや味わいがある」ということ。

個人差はあると思いますが、趣があるもののイメージとしては例えば下の写真のようなものです。

これは「西安咸陽国際空港」付近の上空から撮影したものになります。デジカメで撮影したので画質が悪いのと、日付が入ってしまっているので見づらいとは思うのですが、個人的にはお気に入りの一枚です。

夕日も雲も霧も山も、自然たちは自分の役割をただ素直に果たしているだけなのに、この絶妙な一瞬の組み合わせが人間の心に何かしらの感情の波を起こすのって、個人的にはなんかたまらないですね(どゆことwww)。

もう一枚の写真は山西省晋中市平遥県の平遙古城内にあるキリスト教の教会になります。道で出会った2匹の子犬のあとをついていったらこの教会にたどり着きました。やはり日付が邪魔ですね。

その2匹の子犬の写真もついでに貼っておきますのでよかったらどうぞ。

左にいる耳タレ之助も良い感じですが、右のクロ助のガニ股の感じがまた良いですね。

「趣がある」のもうひとつの意味としては「そういう雰囲気、傾向がある」ということになります。

下の写真は青海省西寧市から高速鉄道に乗って新疆ウイグル自治区のウルムチ市に向かう途中の風景です。

同じ中国国内の風景ですが、中国ではない中央アジア的ものを感じさせるので、こういう場合には「異国的な趣がある」と言うことができます。

または、「一般的にイメージする中国とは趣を異にする」といった場合の「趣」も、「雰囲気、傾向」という意味になります。

ちなみに「趣を異にする」の「異」は「こと」と読みますので注意が必要です。私はずっと「い」と読んでいまいたが・・・。

韓国語の「운치」(ウンチ)とは

さて、今回のブログ記事のタイトルにもあるように、「ウ●チがある」は「趣がある」?!ということですが、ここでいう「ウ●チ」とは体外に排泄する「ウンさん」のことではなく、韓国語の「운치」(ウンチ)のことを指しています。

「운치」は漢字の「韻致」のハングル読みになり、意味は「趣」「風情」となります。

「운치가 있다」=「趣がある」

「운치」は「운치가 있다」(ウンチガイッタ)とすることで「ウンチがある」ではなく、「趣がある」「風情がある」という意味になり、「경치나 분위기 등이 고상하고 우아함」(風景や雰囲気などが品があり優雅であること)です。

「~가[이] 있다」は「~がある」という意味なので、日本語と表現の仕方が変わりないので覚えやすいですね。

「이」は日本語の「~が」に相当しますが、その直前に来る単語の最後の音節に「パッチム」がある場合は「이」を、ない場合は「가」を使うという決まりになっています。詳しくは他の韓国語学習サイトを見てみてくださいね。

また、「운치를 더하다」(ウンチルトハダ)で「風情を添える」「趣を加える」という意味になります。

発音だけ聞くと日本人としてはちょっと恥ずかしい単語ですね。韓国語を習いたてだと、「와~, 운치 있네」なんて言ってもちょっと気持ちが入らないというか、説得力に欠けそうになってしまいます。

中国語で「趣きがある」とは

話は中国語に変わります。

中国語で、風情や味わいを感じるという意味での「趣」(おもむき)は「情趣」( qíng qù )「风情」( fēng qíng「风趣」( fēng qù「风韵」( fēng yùnなどさまざまあります。

文脈によっていろいろな表現の仕方がありますが、一般的には「趣がある」は中国語では「有情趣」( yǒu qíng qù「有趣味」( yǒu qù wèi となります。

特に詩や書画について趣があるという場合には「有风韵」( yǒu fēng yùn )ということもあります。

対して、全体から感じられる様子やありさま、傾向という意味での「趣」(おもむき)は「样子」( yàng zi )「韵味」( yùn wèi「风味」( fēng wèi「风格」( fēng géの他にも

「景象」( jǐng xiàng「气氛」( fēn/ fen「感觉」( gǎn juéなどがあります。

そういう意味での「趣がある」の表現の仕方としては動詞「有」( yǒu と組み合わせて「有风味」「有韵味」「有风格」などがあります。

使い方としては「有中国文化韵味」「有浓厚的民族风味」「有民族风格」となり、動詞「有」を「具有」( jù yǒu とする表現の仕方もあります。

しかし、これも文脈などによっていろいろな表現があるので、いろいろな例文などを読みまくるしかないです。近道はないので正攻法でやっていきましょう。

「有风味」について補足すると、「别有风味」( bié yǒu fēng wèi )には「違った趣がある」「異なる趣がある」「乙である」という意味があります。

もともとは料理について「また違ったおいしさがある」という意味で使われて、例えば、いつも食べているご飯もキャンプとかで大自然に囲まれながら食べれば「ああ、别有风味だなあ」と感じるシーンをイメージすれば分かりやすいかと思います。

「别有风味」のもうひとつの意味としては「違った趣がある」「異なる趣がある」「乙である」となりますが、これは聴き慣れたり見慣れたりしたものなどについてまた違ったものを感じることです。

例えば、いつも聴いている音楽を別の人がカバーしたバージョンで聴いた時や、何度も見返した映画を大画面で観た時とかを想像してもらえれば「别有风味じゃのお」と感じるイメージが湧きやすいかと思います。

また、「趣を加える」や「趣を添える」は「增加情趣」( zēng jiā qíng qù )「添情趣」( tiān qíng qù「增添情趣」( zēng tiān qíng qùとなり、動詞の前に「给」( gěi )を持ってきて「给~情趣」とすることで、趣を加える対象を表します。

「趣を異にする」の中国語は、文脈にもよりますが、一例として「风格不同」( fēng gé bù tóng があります。ただ、「风格不同」が「趣を異にする」を表す“万能訳”ではないので、いろいろな例文を読んでさまざまな表現を身につけていきましょうね。

まとめ

今回は韓国語の単語で気になったものがあったので、そこからいろいろと話を広めてみました。

「AはB」と母国語に訳したり一文を暗記したりする語学の学び方でも十分に習得はできますが、やはり自分の体験や経験とリンクさせて具体的にイメージしながら勉強していくと自然と“体に染みついて”いきますし、無理なく楽しく語学学習を続けられるのかなと思います。

語学学習は想像している以上に長い道のりですが、途中でやめてしまったら何にもならないですからね。「万里の道もまずは半歩から」ですwww

勉強不足な故、中国語に関して私のレベルはまだまだですが、今回は私が語学を勉強する際のイメージの仕方など交えながら記事を書いてみました。

よかったら他の記事も読んでみてくださいね。

イラストレーターのみなさん

この記事を作成するに当たって使用させてもらった画像のイラストレーターさんになります。

「miho」さん - パンダ 

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